灯油タンクとバルブの確認

*灯油タンクの確認について。
 (途中消火、不着火など燃焼系のトラブルの場合)

ストーブ・ボイラーが、燃焼に関るエラーが出た時の問い合わせで、灯油タンクの残量の確認をお願いすると、ストーブが着いているから大丈夫! 又はボイラーからお湯が出るから大丈夫!と回答を頂く事があります。
                     
油が切れて間もない時は、ストーブ、ボイラー同時に燃焼系のエラーが出るとは限りません。

油配管の接続の順番(タンクから遠いか、近いか)で変わる場合もありますし、オイルサーバー(2F、3Fに油を吸い上げるポンプ)と各機器の位置関係(1Fと2Fの違い)でも変わります。

灯油タンクからオイルサーバーに供給

最終的には両方止まりますが、どちらか一方でも燃焼に関するエラーが出たら、まず最初に灯油タンクの油量、油コック(バルブ)が開いているかは最初に確認していただきたいヵ所です。
(コックが分からない時は、むやみに触らず、判る方と一緒に確認して下さい。)
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*その他、ストーブ・ボイラー・セントラルヒーティング関するページもあります。もしお時間がありましたら下記リンクもご覧ください
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油切れの症状(エラー表示以外の症状)    
                     
ストーブの場合(機種により症状が異なる場合があります)
 
  
ポット式
運転スィッチを入れてすぐ、もしくは数秒後に
トゥッ!トゥッ!トゥッ!と時計の秒針間隔の音がでて来ます。

気化式
運転スィッチを入れてすぐは静かです。
3分~5分後位に
カタカタカタと連続的な音が出て、不着火、又は途中消火のエラーが出ます。

ボイラーの場合(機種により症状が異なる場合があります)
ガンタイプバーナー
運転スィッチを入れてすぐ、もしくは数秒後に
ビィーとうるさいほどの音が出ます。  

気化式バーナー
運転スィッチを入れてすぐは静かです。
3分~5分後位に
カタカタカタと連続的な音が出て不着火、又は途中消火のエラーが出ます。
*状況により音が出てこない場合もあります。一つの目安としてご理解下さい。

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*灯油コックの見方(余談です)
灯油コックの見方と言っても、「開いているか」「閉じているのか」の確認方法になります。

【灯油コックの位置】
灯油配管には、決まった位置に油のコック(バルブ)が付いています。一般的なコック(バルブ)が付いている位置関係を図にしています。普段あまり触る所ではありませんが、油漏れなどトラブルが発生した時の事を考えると、場所は覚えていた方がいいでしょう。


灯油タンクのバルブやコックの位置
*ストーブ以外でも、給湯ボイラー・暖房ボイラーなどにも、油コック(バルブ)が付いています。

【コックの開閉の位置】
灯油のコックが開いてる 灯油配管とコックの向きが水平なら開いています。
(灯油が流れる状態です)
灯油のコックを開ける
灯油のコックが閉まっている 灯油配管とコックの向きが垂直なら閉じています。
(灯油が止まっている状態)
灯油のコックを閉める
*屋外(490ℓ)タンクの見方     灯油タンクのメーター
メーター(赤い所)がどこを指しているのか確認下さい。時々灯油が無いのに、メーターが中で引っ掛かり途中で止まっている事があります。気になる場合は、タンクを左右に揺らしてみると、少しでも入っているとメーターの針が微妙に上下に揺れ、無ければ、そのままストーンと下(0メモリ)に落ちます。
(肩で軽く体当たりする感覚でタンクに当たるとタンクは揺れます)
ちなみに油量メーターが0を指していても50ℓ前後は残っているようです、が それでもメーターがゼロなら早々に給油して下さい。
 

灯油が完全に空になると灯油経路に空気が入り、その後灯油をいれても、うまく灯油が出てこない事がありますので、早めに入れて頂く事をお勧めします。
(この場合、エアー抜き作業が必要となり 有料になります)

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