ボイラーの電気が入らない

15年以上 使っている給湯ボイラーが故障。突然、電気が入らなくなったとの事で訪問しました。

電装部品の故障で、メーカーに部品供給を確認したところ、対象部品は製造されて無いとの事。やむをえず故障部分のパーツ交換での修理対応となりました。

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コンセントを入れ、スィッチを押しても何も反応がなく、液晶表示は真っ暗です。

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プリント板に100Vが来ている事を確認。

ボイラーまでは電気が来ているので、あとは、電装品のパーツの不具合と判断し、プリント板の点検。

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使用年を考えると、半田の不具合か、この機種で時々ある「コンデンサーの不具合」と想定し、調べていくと、コンデンサーの液漏れ発見、たぶんこれが原因と思われます。

ちょうど、同じ物を持っていたので、早速交換です。

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不具合のコンデンサーを半田で外し、汚れた所を拭きとります。

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新しいコンデンサーを取り付け完了です。

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こちらが故障原因の部品です。こんな小さくても、大事な働きをしているんですね。

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スィッチを入れると、わかりずらいですが、電源ランプと液晶表示に蛍光色で緑の数字が出てきました。作動も問題無しで修理完了です。

作業時間40分、

技術料(電装品修理扱い) 7,000円~。

ご事情で、あと数か月は使いたいとの事で対応しましたが、使用年数を考えると、経年劣化による部品の負担は大きくなっているので、次の故障が来たら買い替え等のご説明をさせていただきました。

ストーブ 異常音

依頼状況:ストーブ着けたら、異常な音がした。
ストーブのタイプ:FFポット式ストーブ(床暖ナシ)

(画像をクリックすると動画が見れます)

スィッチを入れ状況確認・・・確かにひどい音でした。

判定:FFポット式(床暖ナシ)でスィッチ入れて作動する部品は複数あるが、起動する部品は燃焼モーターだけなので、調べてみるとやはりモーターから異常音発生。

構造からベアリングの不具合と判断し早速修理です。


ストーブから燃焼モーターを外し、モーターとファンを分解


モーターを更に分解し、中のローターから不具合のベアリングを外します。


こちらが外したベアリングです。手で回すとザラザラ音を立てて回ってました。間違いなく音の原因はベアリングでした。


ローターに新しいベアリングを取り付け。手前は交換した部品です。


ローターをモーターに取り付け、燃焼モーターを組み立て完了。


静かになり、このあとストーブに設置しました (画像をクリックすると動画が見れます)


あくまでも参考資料として参照下さい。